文学的表現と感じるということ
私は文学的センスというものを残念ながら持ち合わせていない。というよりも、陳述された記号体系に目を奪われ、耳を奪われているために、目に見えているもの、耳に聞こえてくるもの、実際に、身体で感じているもの、そういったものに深く入り込めていないためなのではないだろうかと考えている。
また、自然界に存在しているもの、植物、動物、鉱物、建造物、そういったものを実際に見聞きすること、またその背景に何があるのかという問いが不十分だからなのだろうか。
表現する力を手に入れたい。そう思った時、それと同時に新しく別の陳述の方法を模索しなければならないという想いも同時に覚える。そういったわけで、実際に普段入り込むことのないような、迷宮に迷い込んでみるという企画を立てたいと思う。
文字数に制限をかけて、動画や画像と共に文章を練っていく方法を考えたい。まずは幾つかの生物に焦点を当てていこうと思う。ひとまず文字制限は1000文字としよう。