日常風景のなかで

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【資料】白亜紀

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ここでは中生代最後の時代、白亜紀についての資料をまとめたいと思います。

白亜紀 - Wikipedia

白亜紀(はくあき、白堊紀、Cretaceous period)とは、地球の地質時代の一つで、約1億4500万年前から6600万年前を指す。この時代は,ジュラ紀に続く時代であり中生代の終わりの時代でもある。次の時代は、新生代第三紀の暁新世である。
白堊の堊(アク; アと読むのは慣習)は粘土質な土、すなわち石灰岩のことであり、石灰岩の地層から設定された地質年代のため白堊紀の名がついた。白堊を白亜とするのは常用漢字表にないからで、亜(亞)には土の意味は無い。

 

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 三畳紀ジュラ紀の間にはペルム紀末や白亜紀末のような大規模な大量絶滅ではないにせよ、小さくない大量絶滅がありました。ジュラ紀白亜紀の間にはそれほど大きな大量絶滅はなかったようです。そのためかそれほどジュラ紀白亜紀の間には大きな変化を感じません。

 

まず、哺乳類に変化が見られます。胎生を持つと同時に、有袋類と有胎盤類へと分化したことが挙げられます。有袋類は一般的にオーストラリアに生息する動物と思われていますが、オポッサム南北アメリカ大陸で生き残っています。ジュラ紀には有袋類はこの地域に限らず広く分布しています。

 

鳥類も古鳥類と真鳥類が生まれました。それとは別に翼竜類が衰退していきます。また白亜紀にはヘビ類が出現します。ヘビがどのような形で生まれたのかは水中説と地中説が存在します。

 

白亜紀には三畳紀に単一であった超大陸パンゲア大陸が様々な形で分裂していきます。白亜紀における分裂からやがて、現在の大陸の形へと向かっていきます。

 

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白亜紀末の大量絶滅の原因は、6586万年前にユカタン半島とメキシコ湾の境界にあるチクシュルーブ・クレーターを作った隕石の衝突であるというのが広く支持されています。魚竜など海洋生物の幾つかの種は隕石とは別に絶滅しているようですが、隕石の衝突によって、中生代に栄えた、恐竜、翼竜、首長竜さらにはアンモナイトなどが絶滅します。

 

わたしは幾つかの社会学的な議論に進化論や大量絶滅の議論が乱用されることに小さくない違和感を感じた経験が多々あります。

 

「進化しなければならない。」というフレーズを幾度となく聞いてきました。しかしその多くが実際は進化論や大量絶滅とは全く類比することができるようなものではないように感じてきました。そもそも進化論は個人的な意思とは何の関連性もないものだと思います。それとは逆にこのような一種の暴論が、私たちの生態系、ライフスタイルに何らかの影響を及ぼしているのではないかと思えます。

 

人類は生物史史上、最も急激に自らの生態系を変化させています。これは生物史史上、過去に一度もない現象といっていいでしょう。これこそがまさしく危機であり、人類であるが故に避けがたい危機なのだと思います。このことを直視することが、非常に困難な時代であるというのが現状なのでしょう。