日常風景のなかで

日々の生活のなかで思ったことをつらつらと調べながら書きつづります

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

諸科学と神学

個人的信仰心と日本人の信仰心について 私はクリスチャンではない。またムスリムでもない。正確な意味でブディストでもないだろうし、シントイストとも言い難い。私は科学的合理主義者でもないし、政治的な支持政党もない。私にとって聖典も聖書も教義も存在…

認識論的インストゥルメンタリズムについて

私たち人類は、例えば火を用いたり、石器を用いたり、あるいはや貨幣を用いたりなど、道具を用いて文明を進化させてきた。身近な具体例を挙げれば、ドライバー、ノコギリ、鉛筆、更にはより複雑な構造を持つ車、飛行機、家電、PCなどが様々なものを、私たち…

名誉と恥辱および論理について

【コメント】 「行動経済学」という概念が経済学に導入されていますが、実際に心理学と経済学の学際的な研究がどのように行われているのか私には正直解りません。少なくとも私が知る限りでの日本国民の意識はそれほど経済活動における「心の問題」には重点を…

出会いについて

【コメント】 以下の文章は決して巧くまとめられているとは思っていません。私が「出会う」という概念について何か特別なもののように思えた時、何となく筆を走らせた程度の内容にしかなっていません。これを更に発展させて「出会う」という概念について考え…

世界を描くということ、世界を描き始めるということ

2014年12月13日10:37世界を描くためには、世界を描き始めなければならない。 認識を仮に世界と呼ぶならば、この言明には幾らか無理がある。 世界を描くことの目的は、全く独立した個人、ただ彼のみの認識における世界を別の第三者に手渡すことを目的としてい…

判断および決断について

1年以上前に書いたものを再掲載したいと思います。たぶん今は少し考え方が変わっているだろうと思います。書いているときの気分が今と幾らか違う程度の違いしかないのかもしれません。掲載したサイトの前後関係が抜けていますが、そこはあまり気にしないでく…

定義

エリオット・ソーバー『進化論の射程』より 原題:Philosophy of Biology, Second Edition 哲学者はしばしば、諸概念(例えば、知識や正義、自由)に定義を与えようとする。ところが、定義についての一つの見方によると、この営みは馬鹿げているということが…

全体と部分について

説明をするために二つの記号を用意する。 H p ある部分pに対して、その部分を別の部分と構成するある全体Hを想定する。 ある全体Hに対して、別の部分とその全体を構成する部分pを想定する。 Hを固定的なものとし、pをヴァリアブルなものに見立てる場合を…

ウォルター・バジョット

wikipediaより ウォルター・バジョット(Walter Bagehot, 1826年2月3日 - 1877年3月24日)は、イギリスのジャーナリスト・評論家・経済学者・思想家。人物1826年にサマセット州のラングポートで銀行家の一人息子として誕生。25歳の時、パリへの旅行中、ルイ…

認知科学

wikipediaより引用 認知科学(にんちかがく、英語:cognitive science)は、情報処理の観点から知的システムと知能の性質を理解しようとする研究分野。認知科学は以下に挙げる諸学問の学際領域である。 心理学 - 認知心理学 - 進化心理学 - 文化心理学 人工…

ヒューリスティック

wikipediaより引用 ヒューリスティック(英: heuristic, 独: Heuristik)とは、必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることが出来る方法である。また、答えの精度は保証されないが、回答に至るまでの時間が少なくて済…

文字と会計システム

最近の経済学関連の書籍を手にとって見ることにした。 その内の二つの書籍に共通して示されているのが、メソポタミアを中心に発達したクレイ・トークン・システムに関してである。ちなみにその書籍の内の一つはF・マーティンの『21世紀の貨幣論Money - The U…

はじめに

ネット上に彼方此方に散らばっている自分が書いた日記をHatenaブログに少しづつ移しながら、また新しい日記なども書いていきたいと思っています。